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検事になりたかった私

私は法学部卒です。よく法学部というと周囲から「弁護士になるの?」と言われました。そのたび、私がなんと答えていたかというと「検事になりたい」でした。

まあ、実際には司法試験受けるほど真剣に勉強せず、最低限単位だけ取得するために刑法だの民法だの授業取りましたが、頭には何も残っていません。例外的に好きだったのは刑事訴訟法と商法でした。法社会学、法哲学、政治学、政治思想史など、実定法以外の分野で「正義とはなんぞや?」などと議論をするのが好きでした。今もその名残で、選挙の時期になるとわくわくします。

検事になりたいというのはまるっきり冗談で答えていた訳でなく、難関の司法試験を突破するなら、どこぞの事務所で子飼いにされる弁護士よりも、1人が国家機関という検察官の方がかっこいいじゃん、くらいのキモチです。実際には司法試験対策模試だけで撃沈したわけで。

なんで学生の頃にもっと勉強しておかなかったんだー、自分!!もしかしたら加納とどこかで出会えたかもしれなかったじゃないかー!!と後悔しきりです。(加納は架空の人。絶対出会えないわけですがww)

いや、加納がどんな組織の中でどんな仕事をしていたのか、その一端を知るだけでもきっと幸せだったに違いない。
思い切って法科大学院に行きたいなーといまさら思ったり。

そうそう、加納が六法全書片手に掃除機というシーン。

六法全書というのは、民法、民事訴訟法、・・・とそれぞれに分かれた詳細な法文書の集まりを総合していうものです。

さて、そこで私は考えた。加納はどれを片手に掃除機をかけていたのか?

(1)六法全書の中から、刑事訴訟法など1冊。これはありえる。
(2)ポケット六法:本気で司法試験を目指す人がポケット六法はあまり使いません。
(3)判例つき小六法:これが正解ではなかろうか。小六法にも大きさ、厚さ、何種類かありますが、加納ほど大柄な男性なら小六法くらいなら片手に掃除機くらいできそう。判例つき、としたのは、やはり司法試験でも受けようとなると判例を多く知っておく方が有利かな、と。

ということで、掃除機をかけていた加納が読んでいたのは、判例つき小六法、これだ!

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